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筑波 洋(つくば ひろし)は、『スカイライダー』の登場人物。

概要 編集

城北大学の学生でハンググライダー部員。練習中にネオショッカーに襲われる志度敬太郎博士を救ったことから事件に巻き込まれた。部の仲間を皆殺しにされ自らも瀕死の重傷を負ったが、ネオショッカーに投降するふりをした志度博士に改造手術を施され、改造人間として復活した。明るく勇敢な青年で改造人間になってしまったことを嘆くこともなかった。また他人への思いやりも強く、洋を改造人間にしてしまった罪悪感に襲われていた志度博士に、悪と戦う力を与えてくれたことへの感謝を語り、自分のことを庇って死んだ少年怪人ボンゴの墓前で涙を流すなど、心優しい人物像が描かれた。強化スカイライダーとして生まれ変わってからは破天荒な熱血漢という面も加わった。

一方で、かなり機転のきく人物でもあり、第2話で敵の情報共有不足に気づき、ネオショッカーの監察役を演じて誘拐された人間を奪回するなど高い判断力を見せることも多い。季節関係なく普段着を腕まくりする習慣がある。

過去の仮面ライダーとの関係は不明であるが、志度博士によって「仮面ライダー」と名付けられ、第20話以降に登場した歴代(先輩)の仮面ライダーからも8人目の仮面ライダーとして認められていた。なお、「スカイライダー」の呼称は第20話に登場したストロンガーが用いたことが最初であり、以降歴代ライダーはこの呼称を使用している。また、第41話以降はネオショッカーもスカイライダーを呼称として用いている[1][2][3]

3年前(物語開始時)に両親と妹を一度に喪うが、両親はネオショッカーに捕らえられていたことを知り、思わぬ形で再会するものの本当に両親を喪ってしまう(妹のことは一切語られなかった)。

スカイライダーとしての能力 編集

掛け声(当初は「変身!!」、第35話以降は「スカイ…変身!!」)とともに一定のポーズを取ることで、ベルトの風車“トルネード”から風のエネルギーを取り入れ、仮面ライダーに変身する(なお、「変身」の掛け声を上げればバイクの加速(52話)や前転宙返り(劇場版)での変身も可能である)。ジャンプ力は重力低減装置の併用で垂直跳び200m。重力低減装置を使用しない場合は垂直跳び30m、幅跳び100m、走り幅跳び350m。走行速度は時速60kmである。その最大の特徴は、重力低減装置によりセイリングジャンプで滑空飛行が可能な点である[4]。飛行速度時速800km。飛行高度は数千km。

第28話で先輩ライダー全員の特訓を経て強化した。それに伴い体色が明るい色使いになる。それまでメイン必殺技だったスカイキックに加え、重力低減装置を利用した99種類の空中殺法を編み出した。強化後、セイリングジャンプを使用する描写は見られなくなった[5]が、特に設定上の飛行能力に差し支えはなく、第49話では敵の罠にはめられロケットに閉じ込められて打ち上げられたが敵の怪人の前に現れ「オレが空を飛べることを忘れていたな」と言い放っており(脱出の描写は一切無し)、最終話では7人ライダーと組んでのセイリングジャンプを披露している。初期は赤いマフラーに黒い斑点が複数見られたが、シナリオが進むに連れ、赤単色のみとなった。

怪人アブンガーにより、スカイライダーの1日に必要とするエネルギー量(基礎代謝)は10万カロリー(=100キロカロリー)、スカイキックに必要とするエネルギー量は2万カロリー(=20キロカロリー)であると分析されている。ちなみにアブンガーは一年前からスカイライダーをライバル視して居て、この時点で既に強化スカイライダー(強化後)だったので作中の放送期間とは関係なく、かなり長い間ネオショッカーと戦っていたことになる。

モチーフはイナゴとされるが、放送当時の児童誌等では「バッタの能力を持つ改造人間である」とのみ明記されていた。[6]

交通事故で両親と妹を亡くした設定になっていたが、終盤の展開でネオショッカーの策略に巻き込まれた父母が登場し、妹については語られなかった。

必殺技 編集

キック(通常)
得意の空手技を応用した鋭いキック。その威力は抜群で、アリコマンドなら一蹴りで吹き飛ばされてしまう。
パンチ(通常)
鋼鉄より硬い拳によるパンチ。その一発で厚さ30センチの鉄板をぶち抜くことが出来る。破壊力はキックに比べればやや劣るものの、アリコマンドなら一発で倒すことが出来る。
スカイキック
メインの必殺技で多くの怪人に対する決まり手として使用された。空中前方宙返りからキックを繰り出すスタンダードな技だが、足のファイティングシューズの働きで破壊力が増幅されている。一度使うとエネルギー充填に0.5秒かかるのが弱点である。
プロフェッサー・ドクの分析では威力は500㎏。設定では「新品のダンプカーを一撃で破壊できる」とのこと。
大回転スカイキック
第21話でストロンガーとの特訓により身に付けた技。
通常よりも多く空中前方宙返りを行い、威力を強化している。サイダンプとヒルビランを倒した。
スカイパンチ
空中より飛び掛りながらパンチを放つ。
スカイチョップ
空中より飛び掛りながらチョップを放つ。
遠心投げ
ジャイアントスイングのように敵を投げ飛ばす技。アリジゴクジンに大ダメージを与えた。
スカイドリル
腕を回転させて壁に穴をあける。主に敵アジトからの脱出時に使用。
スーパーライトウェーブ
トルネード(ベルト)から渦状の閃光を放つ。対コウモルジン戦(3話)が初使用。 音波遮断の特性がある。
セイリングジャンプ
重力低減装置を使い滑空する。飛行中は首に巻いたマフラーが伸び、これにより飛行のバランスを取る。最高時速は800kmとされ、スカイターボよりは劣る。
パワーアップ後はカラーが異なる為、バンクカットが使用できなくなったが、第49話ではロケットに閉じ込められて打ち上げられるが脱出して飛行能力で戻って来たことが語られており(脱出から戻って来るまでの描写は無し)、最終回で他の7人ライダーと共に大首領を宇宙に葬る時にも使用している。
大反転スカイキック
怪人の周りの壁を蹴って飛び回り、一瞬の隙をついてスカイキックを決める。
グランバサーミーに大ダメージを与えた。
スカイスクリューキック
空中でのきりもみ回転から前方宙返り、さらにきりもみ回転をした後キックする。
ヒカラビーノを倒した。
スカイフライングソーサー
空中で大の字となって回転、その中からスカイキックを決める。
99の技の一つであり、ゾンビーダとタガメラスを倒した。
スカイ大旋回キック
敵の周りをセイリングジャンプで旋回、一瞬の隙を突いてスカイキックを決める。
99の技の一つであり、カガミトカゲを倒した。
スカイダブルキック
敵のキックに自分のキックをぶつけてその力で背面ジャンプして、もう一回キックする。
アブンガーを倒した。
水平回転チョップ
敵を放り投げた後ジャンプして回転、両手で4連続チョップを繰り出す。
ドロリンゴが化けた偽スカイライダーに使用。
風車三段投げ
相手を肩に抱えてジャンプ、自分を軸に三回回転して、遠心力で放り投げる。
99の技の一つである。キギンガーに大ダメージを与えた。
竹トンボシュート
風車三段投げと似たような技。
99の技の一つ。クチユウレイに大ダメージを与えた。
岩石落し
敵を抱え上げてジャンプして、そのまま投げ飛ばして地面に叩きつける。
ザンヨウジューに大ダメージを与えた。
ライダータイフーン脳天落し
飛び掛りながら足で敵の首を挟み、自分の全体重をかけて敵の頭を地面に叩きつける。
リングベアに大ダメージを与えた。
三点ドロップ
空中で怪人の頭と足を同時に抑えこみ、体を反転させて敵の背中に足をかけ、そのまま落下する。
グランバサーミーを倒した。
必殺空中稲妻落し
怪人を抱え上げてジャンプ、逆さ落しにする。
オオバクロンを倒した。
ライダームーンサルト
敵の体を空中でキャッチ、高速回転して逆さ落しにする。
ドブネズゴンを倒した。
スカイアームドロップ
空中で敵の足を掴み、両腕を自分の足で踏みつけて、そのまま落す。
99の技の一つであり、ガマギラスを倒した。
スカイバックドロップ
空中で敵にバックドロップを決める技らしい。
オカッパ法師に大ダメージを与えた。
風神地獄落し
敵の足を掴んでスクリュースピンで上昇、空中で振りまわした後、頭を地面に激突させる。
ミミンガーを倒した。
スカイランニングストーム
敵の両腕を押さえ背中合わせのまま走り、連続して頭を叩きつける。
99の技の一つであり、ドロニャンゴーに大ダメージを与えた。
ライダー卍(まんじ)固め
プロレスで使う卍固めの技。
99の技の一つであり、ヘビンガーに大ダメージを与えた。
必殺飛び石砕き
集団で襲ってくるアリコマンドの肩から肩を踏みつけながら走り抜けることでダメージを与える。
この技を喰らったアリコマンドたちは「ヤラレタ~」と奇声混じりの叫び声をあげて絶命してしまう。
念力返しライダースピン
体を回転させて強風を起こす。
槍渡り陽炎の術
自分の体重をゼロにして槍の上に乗ってしまう忍術。99の技の一つである。
対黄金ジャガー戦で使用。
パイルドロップ
TVに先駆けて劇場版に登場した強化スカイライダーが使用。銀河王が連れて来たサドンダスに致命傷を与えた。
人体二つ折り
30話においてアリコマンドに使用した。怪力を使いアリコマンドの後頭部とお尻が付く様に腰から二つ折りにしてしまう技。この技をかけられたアリコマンドは叫び声をあげるだけで抵抗することすら出来なかった。

スカイターボ 編集

  • 全長:2200mm
  • 全高:1180mm
  • 重量:300kg
  • 最高出力:2000馬力
  • 最高時速:1200km
  • 総排気量:8000cc

スカイライダーの専用バイクで2話より登場。水素エンジンを搭載し、装備された高震動発生装置による体当たり技・ライダーブレイクは強力。車体に専用エンブレムがプリントされている。現在でも歴代No.1の速度を誇る。1号の「旧サイクロン」以来、久々に常用バイクからの変形のプロセスが映像化された。

撮影用のベースマシンはスズキのオフロードバイクSP370。予備も含めて3台製作され、そのうちの1台はドロリンゴのにせスカイターボとして使用されている。従来のライダーのような重いカウルや装飾物を廃したシンプルなデザインとなったため壊れにくく、ライダーブレイクのような激突シーンやガラスに突っ込むシーンも可能となる。無人でも倒れず走らせることができるようになったため、クルーザーやカブトローのようにオートバイスタントマンが片側に隠れて見せかけの自動操縦をする必要もなくなった。

変身前はTS250 9型。撮影開始当初は主演の村上弘明が自動二輪免許を持っていなかったため、変身前も吹き替えで演じられている。

ゲスト出演 編集

仮面ライダースーパー1』(劇場版)
ドグマ復讐兵団に苦戦するスーパー1を助けるため登場。
10号誕生!仮面ライダー全員集合!!
バダンと戦うために登場。
仮面ライダーBLACK RX
クライシス帝国の地球侵略を阻止するため登場。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
ショッカーに苦戦する1号、2号、電王、NEW電王、オーズを助けるため他のライダーと共に登場。

脚注 編集

  1. それまでは歴代の仮面ライダーとの共演回のみ他の仮面ライダーと区別する目的で用いられていた。
  2. 作中に限らなければ、企画段階の時点で決定した名前であり、番組の主題歌『燃えろ!仮面ライダー』の3番の歌詞で既に『スカイライダー』の呼称は登場している。
  3. ちなみに放送開始時の徳間書店テレビランドに掲載された記事では、ネオショッカーの魔の手からライダーに救われた人々が「空を飛ぶ仮面ライダー」という事でスカイライダーと呼び始めた、と名前の由来を紹介していた。
  4. 仮面ライダーV3も滑空飛行能力「グライディングマフラー」が設定されているが、劇中では描かれていない。
  5. この変更は、体色の変化によって飛行シーンのバンクフィルムが使用できなくなったという制作上の事情である。
  6. スカイライダーのデザイン画には黄緑の新スカイ色のものしか見当たらない事から、もともと明るい色のキャラクターを諸事情で暗色にしたのが旧スカイだったと推測される。

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