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山本大介(やまもと だいすけ)は、『仮面ライダーアマゾン』の主人公。

概要 編集

仮面ライダーアマゾン』の主人公。『仮面ライダーアマゾン』時点で23歳。

テレビシリーズ 編集

生後まもなく飛行機事故によって南米アマゾンで探検家の両親とともに遭難した日本人。大自然の中で動物とともに育ったため当初はほとんど言葉を話すことができなかったが、ストーリーの進行とともに様々な言葉を覚えていくこととなる。

野生の中で育ったため素朴で素直、そして活発で感情表現も直接的で文明に慣れてなく、周囲の人間との誤解から一時はホームシックにかかりゲドンとの戦闘を放棄して南米に戻ろうとした。ジャングル育ちゆえ薬草の知識が豊富で草笛が得意。長老バゴーの与えた催眠暗示に従い、亡き父の友人高坂教授に会うために日本にやってくる。従来の仮面ライダーと違い変身前でも高い格闘能力を誇り、変身せず獣人を敗走させた事もある。パワーは中型オートバイを持ち上げて運ぶ程である。仲間が傷つくことを極度に嫌い、特にモグラ獣人を殺したキノコ獣人に対する攻撃は、壮絶なものであった(第20話)。

高坂博士の知人であった立花藤兵衛、高坂博士の甥・まさひこや姪・りつ子からは「アマゾン」と呼ばれており、大介自身も自分の本名を知らなかった為、周りから呼ばれるままに自身のことを「アマゾン」と称し、OPクレジットでも「アマゾン / 仮面ライダーアマゾン」となっていた。山本大介という呼称が用いられていたのは、本放送中ではTVシリーズ第1話の冒頭と当時の幼年誌等の紙上のみである(ただし、高坂博士は大介のことを山本教授の息子であることを見抜いている)。初めて「仮面ライダーアマゾン / 山本大介」とクレジットされたのは、次作『仮面ライダーストロンガー』終盤に客演した時であり、その放送直後の特番『全員集合!7人の仮面ライダー!!』も同様であったが、本編中ではそう呼ばれることはなかった。『不滅の仮面ライダースペシャル』において立花藤兵衛、『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』において風見志郎 (V3) は本名を知っていたが、アマゾンの素性が明らかになった経緯などは語られていない。

仮面ライダーアマゾンとしての能力 編集

山本大介(アマゾン)の怒り[1]が頂点に達し「アー・マー・ゾーン!」と叫ぶことで変身した姿。第1話、来日直後の彼の戦いを目撃したマサヒコから「仮面ライダー」の称号を贈られ「アマゾンライダー」とも呼ばれる。外見はマダラオオトカゲ[2]をモチーフとしており、機械式の改造人間ではなく爬虫類の機能を備えた生体改造人間である。後年の資料においては、両生類と表記されたこともある。[3]

変身は「もがく」ように腕を動かしながら「アー・マー・ゾーン!!」の掛け声で目が赤く輝き、光のイリュージョンに包まれ、やがて姿を変えるという超神秘なものである。アマゾンが日本語を喋るようになっても変身プロセスには変更が無く[4]、変身に際してこれといったアイテム使用の描写も無い。ポピー(現バンダイボーイズ・トイ事業部)の変身ベルトコンドラーのCMでの変身シーンはTV本編と異なり、アマゾンが変身ポーズとともに「アー・マー・ゾーン!!」と叫ぶとコンドラーの赤い目の部分が光り、中央のノコギリ部分が回転して閃光を放つというものだった。

劇中では変身前後のアマゾンの姿は特殊レンズで幾重にも連なって回転する撮影方法がとられており、子門真人の声で「アー・マー・ゾーン」という叫びが、こだまする中、変身する手法で表現されている。

ストロンガー終盤の客演では、岡崎が散髪をしていたため変身シーンだけ長髪になっている。この時の登場時の衣装は初期の上半身裸の物を着用していたが変身バンクは後期タイプが使用された。

オオトカゲがモチーフなので先代の仮面ライダー達と違い、目に複眼パターンがないのも特徴である。しかし複眼模様の確認できるアップも存在するので、Xライダーも同様に「一見、複眼の無い様に見えるだけ」で造型上はX・アマゾンにも施されているのが基本。

アマゾンのスーツは、初期の胸板はグラデーションのかかったオレンジ色で、後期では濃い朱色となっている。また、全身のまだら模様も後期の物は簡素化されている。

装備 編集

ギギの腕輪とガガの腕輪 編集

インカ超古代文明のオーパーツ。合体させることで超古代文明のパワーを発揮することが可能。『仮面ライダーアマゾン』では、この二つの腕輪を巡っての攻防が描かれるため、アマゾンがギギの腕輪とガガの腕輪の両方を装着して戦うのは、最終回のみとなっている。

ギギの腕輪
長老バゴーによって腕に移植された腕輪。アマゾンの強力な特殊能力の源であるが放映当初は特別なエネルギーなどの設定のない鍵としての腕輪としか語られておらず、アマゾン自身も人間と同じ熱エネルギーで活動している事になっていた。この腕輪を奪われるとアマゾンの命は失われる。
本編中「“腕輪に圧力を受けると手足のひれや背びれが激しく振動しどんなものも突き破る”力で地下1000mでの生き埋め状態から脱出」「フクロウ獣人の攻撃による失明状態から腕輪に意識を集中させることで回復」などの特殊能力もいくつか披露している。
ガガの腕輪
十面鬼の腕に装着されていた腕輪。十面鬼にアマゾンと同様の措置が取られていたかは不明。

コンドラー 編集

アマゾンが変身前から装備しているベルト。他の仮面ライダーのベルトとは違い、変身用のアイテムではなく、必要に応じてロープやノコギリに変形でき、薬草を調合する際の薬研としても使用される。 彼にとってはサバイバルのための小道具的装備品であった。なお、ベルトの2つの赤い石は書籍等では”「火打ち石」として使える”とのことである。刺突武器としては針状に変形させて黒ネコ獣人の片目を潰した。アマゾンライダー時ではロープの使用頻度が高くロープ反動による連続キックなどに使用された。劇中での設定は上記の通りだが、放送当時のおもちゃのCMでは「変身ベルト」として紹介されており、ベルトそのものが光るギミックがつけられていた。そしておもちゃのベルトは、ギギの腕輪とセットで販売されていた。

ジャングラー 編集

  • 全長:2450mm
  • 全高:1700mm
  • 重量:400kg
  • 最高出力:800馬力
  • 最高時速:300km

古代インカ帝国に伝わる秘宝「太陽の石」を動力源としたアマゾン専用のバイク。この為、燃料補充は不要で永久に走行可能。高坂博士が日本へと持ち帰ったバゴーによる設計図をもとに、立花藤兵衛が製作した。アマゾンは始めバイクという存在を嫌っていたが、野生の勘で乗りこなすようになる。

カウルの口を開いて銛を発射し、後部ウイングを倒して滑空飛行できる。他のライダーマシン同様、アマゾンの脳波による無人走行が可能。

撮影用のベースマシンは前作のクルーザーに続きスズキのモトクロッサーTM250。前作以上に大きな外装であり、当初取り付けられた尾翼があまりに空気抵抗が大きく、操縦に支障が出たため、撮影開始後には大きく穴が開けられ網が張られた。また岡崎の証言によると、撮影中に車体の突起物が足に突き刺さり深い切り傷を負うことも少なくなかったとのこと。

能力 編集

ジャンプ力は垂直跳び80m、幅跳び50m。高所での安定感も抜群で、立花藤兵衛と共に滝ツボに落下しても容易に救助した。

胸部の盛り上がりはすべて筋肉である。

能力的には敏捷性に優れるスピード型で、全身の斑模様を保護色に密林での戦闘を得意とする[5]

変身後の肉体は爬虫類ベースだが、水中の酸素を確保する為の鰓(えら)も持っているなど、むしろ両生類的である。劇中聴かれる独特の擬音は腕ビレ、足ビレ、背ビレ等を擦り合わせた時に生じ敵に対する威嚇行為である。

編集

技名の一部は劇中語られてはいない。児童誌や後年の参考資料書籍、原作者作詞の挿入歌「アマゾンライダーアクション」から抜粋したものである。

他にも技ではないがアマゾンの独特のジャンプスタイルは「コンドルジャンプ」と呼ばれている。

ジャガーショック
いわゆる「噛みつき」技。1号2号でNGに成った「クラッシャー」設定が復活。技の呼称はない。1話のクモ獣人戦では足を一本引き千切る程の威力を見せた。後半では殆ど使われなくなるが『仮面ライダーストロンガー』での客演の大首領戦で久々に使用した。
モンキーアタック
爪による「引っ掻き」技。これも呼称なし。獣人と組み合った時にジャガーショックとの併用が多い。
アマゾンキック
モモンガー獣人のトドメとして使われた。技の呼称もこの回のみ。獣人カタツムリ戦でそれらしき技も使用した。また、イソギンチャク獣人もジャンプしてからのキック(踏みつけ)でトドメを刺している。
スピンキック
ガマ獣人対策で生まれた新技。使用もこの回のみ。

大切断 編集

もっとも多用されたアマゾンの得意な必殺技。アームカッター、フットカッターを使用して切り裂く。バージョンとしては初期の組み合ってそのまま切り裂くタイプ、後期のジャンプ後の落下速度を利用して切り裂くタイプなどがある。他にも回し蹴りを利用したフットカッターでの大切断もある。 アマゾン(山本大介)が日本語が話せる様になったと同時に技名も呼称。当初は獣人の返り血(体液?)を浴びる事もあったが次第にダイナミックに切断される技法に変更されていった。

スーパー大切断
ギギとガガの腕輪の超パワーによるアマゾンライダー最大の必殺技。 本物のゼロ大帝を葬った。

ゲスト出演 編集

昭和仮面ライダーシリーズ 編集

仮面ライダーストロンガー
『アマゾン』の最終回で南米へ帰還した後、新たに出現したブラックサタンの南米支部と戦い、これを撃破。間を置かずに姿を見せたデルザー軍団磁石団長が日本へ向かったので、これを追って第36話で南米から帰国。四日市石油コンビナートでXライダー(先輩ライダーと共闘はこれが最初)を援護して、ヨロイ騎士らの破壊活動をXライダーとともに阻止した。最終話ではXとともにV3やライダーマンを地下牢から救出していた。後日談となる『全員集合!7人の仮面ライダー!!』にも登場。岡崎徹が芸能界を引退したため、素顔での出演はこのTVスペシャルが最後となる。
スカイライダー
30話では本人は登場しないが「谷源次郎宛にアマゾンから送られたネオショッカー新怪人資料」が劇中で語られている。当初は山本大介として客演してもらうため平山亨プロデューサーも何度も岡崎にオファーをかけたが実現しなかった事による名残である。
仮面ライダースーパー1
ドグマ復讐兵団に囲まれたスーパー1を助けるため登場。
仮面ライダーZX
バダンの作戦を阻止するために行動する。
仮面ライダーBLACK RX
クライシス帝国の地球侵略を阻止するため登場。敵基地潜入の時は他のライダーを誘導した。ジャークミドラに茂とひとみが襲われた時は最初にかけつけた。

『仮面ライダーSPIRITS』 編集

仮面ライダーSPIRITS』では第二の故郷・ブラジルに帰国後は、現地ガイドを営んでいた。TV版同様、本名である「山本大介」の名前は本編中には登場せず、一貫して「アマゾン」と呼ばれている。言葉遣いはTV版後半や『ストロンガー』客演時で見せたような流暢さを身につけた設定は破棄され、前半時の片言混じりに統一されている。性格は野生児ゆえに子どものように無邪気で人懐っこい。TV版最終回で入手したガガの腕輪は、愛車・ジャングラーのカウル内に収納されていた。ほかのライダーに比べ、村雨との友情や信頼関係はいち早く熱い一面を見せており、村雨ならできると信じ、自身の技でもあるモンキーアタックを伝授している。その証拠に、ZXと組んで戦った時の相性は抜群であった。

第1部では、超天才児のビクトル・ハーリンとともに向かったギアナ高地での戦いの中、かつてTV版でマサヒコと「トモダチ」になったように彼との友情を育み、孤独から救った。対トカゲロイド戦で、TV版でゼロ大帝を葬った「スーパー大切断」を使用したが、アームカッターを巨大化させて威力を増強した演出もなされている。

第2部では、一文字の台詞によれば単独行動が多いらしく、要塞サザンクロスに捕らわれた敬介の元に現れる。しかし、肉の種で操られた敬介=Xライダーに襲撃されて危機に陥るも、その場に現れた伊藤博士の助言で胸部の肉の種を取り除き(胸の一部ごと、無理矢理噛み千切っている)、救出している。後日、地中海の海底にまで行って、敬介の左腕を回収するといった離れ業を披露。先の肉の種を摘出する際に涙を浮かべながら謝罪しており、友情や肉親間の繋がりを大事にする彼の想いが強調されている。

第3部で熊本県・阿蘇山火口を舞台に、ガガの腕輪を奪われつつも再生十面鬼ゴルゴス率いる再生ゲドン、再生ガランダーを相手に戦闘。のちに第10分隊と合流し、ZXと協力してガランダーの獣人たちと戦う。だが、その途中でニードルの針に操られて巨大化・暴走したモグラ獣人に、腕輪を付けた左腕を切断されて瀕死の重傷を負い、仮死状態に陥る[11]。ZXのほか、滝、ゴードン、ビクトル、マサヒコの活躍によってギギ・ガガの腕輪を装着した左腕の奪回に成功。奇跡的に復活を果たし、ゼロ大帝に反撃を開始し、撃退へと追い込んで組織を鎮圧する。現在は他のライダーたちと合流すべく、東京に到着。狼長官と戦闘を開始した。

スーパー戦隊シリーズ 編集

ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー
十面鬼ゴルゴスと戦う戦士として写真のみの登場。

平成仮面ライダーシリーズ 編集

MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-
岩石大首領を倒した直後の時間軸から呼び出され、岩石大首領(ネガタロス)に苦戦する電王、ゼロノスに助太刀する。
オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー
ショッカーに苦戦する1号、2号、電王、NEW電王、オーズを助けるため他のライダーと共に登場。
仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX
伝説の7人ライダーの1人として登場。『幕開け』ではXライダーと共に南アメリカC国で財団Xが送り出したマスカレイド・ドーパントの軍団と戦い、『風都 暗躍する陰謀』ではコアメダルにされるも、『MOVIE大戦MEGAMAX』ではオーズの手により復活、スミロドン・ドーパントと戦った。
仮面ライダーフォーゼ 超バトルDVD 友情のロケットドリルステイツ
『フォーゼ&オーズ』の後日談となる作品。サドンダスはアマゾンを倒したと語っていたが、実は倒されてなく、サドンダスを追い日本に上陸。フォーゼとともにサドンダスを倒す。

脚注 編集

  1. 放送当時やスカイライダーの頃の児童誌でも怒りの感情がエネルギーとあり、すがやみつるのコミカライズ版には、女性獣人相手では本気になって怒れないため変身できず苦しむアマゾンが描かれている。
  2. 公式にはアマゾンのモチーフはマダラオオトカゲとなっているが、実際にはマダラオオトカゲという名前の生物は存在しない。
  3. 設定では機械的な補強は施されていない肉体だが、マシンガンの弾丸程度では内臓まで届かない程度の頑強さは備えている。その肉体の強さについては書籍等では実在する動物を例に出した表現で説明されている場合が多い。
  4. ただし、初期の変身は敵に対して怒りで唸るように行うのに対して、中盤からは怒りや唸るといった表現は抑えられている。
  5. 企画書には「瞬発力が特に強大で連続技のバリエーションに富み、相手に隙を与えずあっという間に勝負を決めてしまう」との記述が存在。

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