石ノ森章太郎 Wiki
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がんばれ!!ロボコン
テレビドラマ
原作 石森章太郎
監督 奥中惇夫、畠山豊彦、北村秀敏ほか
制作 NETテレビ(現:テレビ朝日)・東映
放送局 NET系列
放送期間 1974年10月4日 - 1977年3月25日
話数 全118話
コピーライト表記 ©石森プロ/東映
テンプレート使用方法 ノート

がんばれ!! ロボコン』は1974年10月4日から1977年3月25日にかけて、NETテレビ(現・テレビ朝日)系で全118話が放送された子供向け特撮番組東映との共同制作によるコメディロボット作品の一作目。原作は石森章太郎

物語[]

ロボット学校に通っているロボット達が人間社会に派遣され、世のため人のために働きながら一人前のロボットに成長していく過程を描いたもの。主人公のG級ロボット・ロボコンは、常に失敗ばかりでガンツ先生に怒鳴られてばかり。しかし、それを乗り越えてA級ロボットに成長するための努力を惜しまない。

こぼれ話[]

企画経緯[]

東映側のプロデューサー、平山亨によると、本作の発想は『柔道一直線』(1969年 - 1971年)に遡る。

『柔道一直線』は人気作だったが、経費が掛かり過ぎて赤字になっており(『ジャイアントロボ』(1967年 - 1968年)も同様)、当時の社長(岡田茂)からも問題視されていた。その後東映動画(当時)の田宮武から「『魔法使いサリー』の製作費は赤字だが、キャラクター商品が売れるので、黒字になっている」と聞いた。そこで「主人公を一条直也(人間)ではなく、ロボット(架空のキャラクター)にすれば良いのでは?」と思いつき、「スポ根」に対して「ロボ根」という発想につながった。ただしこの時点では、上司の渡辺亮徳によりボツにされている。数年後に急遽企画が必要となり、保存しておいた本作の企画が提出され、採用された。

(ちなみに『柔道一直線』も、前作『妖術武芸帳』が打ち切りになったため、急遽制作された番組である)

平山亨の証言・主張[]

  • ロボコンが物を壊すのは「(金属製の)ドジなロボット」という演出のためである。
  • 「東映はアクションは良いが、コメディはできない」と言われた時期があった。本作をもって「東映はコメディでも一流」と言える。
  • ロボコンの胸のピストンエンジンは、美術課長の佐々木丸正が模型を購入して組んだ。このパーツによりロボコンが「生きて」見える。
  • ロボコン役の山本のアドリブで、ロボコンは生き生きとした個性を発揮した。
  • 「(ガンツ)先生の採点は、機械の故障や地震でどうにでもなる。いい加減なものだから、気にしなくてもいいのだ」という平山(元ダメ少年)からの、現代のダメ少年へのメッセージである。なお「100点のつもりが地震で0点」というのは、後年TBSの『TVジェネレーション』でも放送された。
  • 「ロボコンに100点を!」というファンレターは多く、メインライターの上原正三も「たまには100点でも良いのではないか?」と「100点を取る脚本」を書こうと提案した。しかし平山は「100点を出すと視聴者が離れる」と思い、断り続けた。
  • ジャイアントロボ』の最終回のラストに、全ての戦いを終えたロボが遊園地で子供たちと遊ぶ余生を送るという、本作の最終話に似た結末が検討されていたが、関連は不明。
  • 脚本を担当した上原正三は「自分の子供が『ロボコン』を見る年頃だったので、子供のために書いた」と述懐している。

商業的評価[]

前評判のかなり悪かった放映当初は社内からも「超合金なんか作っても売れないだろう」と思われていたが、視聴率がうなぎ上りになるにつれ、スタッフ達は「どうしてロボコンだけ超合金が出ていないの?」という質問攻めをあび、1974年内にロボコンのみ発売、クリスマス商戦で大人気を誇り、翌春ガンツが7月に1期生と2期生の殆どのロボットが発売され、最終的に殆どのロボットがポピーから超合金として発売されている。特筆すべきはその種類で、全26種と超合金最多発売である。これは本作の超合金が好調なためで、ポピーの本作の売上は1975年度で41億円に達し、同年の同社のキャラクターでトップになった。この結果、同社は玩具業界のトップに立ち、それに最も貢献したのが本作といえる。

登場人物[]

ロボコン[]

ロボコン (キャラクター)」も参照

  • 声は山本圭子
  • 主人公の赤いボディのG級ロボット。友情に厚く、持ち前のロボ根性であらゆる逆境に負けない程頑張るのが美点。しかし基本的にそそっかしいドジロボットであり、何かと対物破壊が多い。ただしあえて追い出されることを選んだり、居候先の夫婦喧嘩を止めるためなど、意図的に実行することもある。また頑張り過ぎてオーバーヒートして爆発することも多い。
  • ネーミングは、ロボット+根性=ロボコンである。これは、当時流行っていた「ロボットもの」と「根性もの」を組み合わせたものであるが、劇中で明言された事はない。
  • 失敗した際や0点を取った際などには両手先を頭頂部につける"な~んちゃって"のポーズで「ウララ~」という台詞を発する。また、ロボコンの失敗を見た周りの人間も真似することが多い。
  • 最終回では子供達の遊べる公園を一人(一体)で作り上げる。その頑張りを評価され、最高得点の500点を得、皆から賞賛された。
性格
友情に厚い。
  • ロボパーのノイローゼを治すため、自ら大山家を出て行ったことがある。
  • みどりに一目惚れしたロボトンの為に、意図的に対物破壊をしては修理を頼んだ。
  • ロボワルにダイオードを貸して、半病人のようになったことがある(第18話)。
  • ロボガリを助ける為に、発破に巻き込まれて真っ二つになったことがある(第19話)。
  • ロボペチャが吊り橋の下に落下して故障した時は、その重さにもめげず背負って崖を登り助けた。
  • 解体を言い渡された同級生(ロボショー、ロボワル、ロボドロ)を庇った。
  • 苦手なロボペチャや一期生を見下すロボメカが窮地に陥った時は、「いい気味だ」と言いつつも「でも放ってはおけない」と結局助けた(それぞれの回の予告編のナレーションでもそう言っている)。
  • 不始末が原因で自分のガソリン代に困っていたロボリキや、ガソリン不足で行動不能になっていたロボガリの為に、代金は小川家のお金を無断で流用してまでガソリンを供給した。
  • ロボチャンのいたずらやロボガリが故障で通り魔的犯行に及んだ時は、その罪を被ろうとした格好になった(いずれもロボコンが罪を着せられたのを見て正直に白状した)。
  • ブラジルでの度重なる重労働に耐え切れずに日本に逃げ帰り、なおかつ、自分らが投げ出した仕事をロボコンやロボリキに押し付けようとしたロボワル兄弟を愛の鉄拳をぶつけて更生させた。
何かと世話を焼いてきた為か、小川家で生活する頃には、旧友に恩を返される形で助けられる事も多くなった。
機能
ロボコンの動力源は、100馬力の四気筒ガソリンエンジンである。排気パイプは収納されている。また、排気で洗濯物を乾かした事がある。また、怒った時には頭から煙が出る。腕力は素手で軽々とゴルフクラブを曲げたり、車を押して走らせることができる程。アルコールさえあれば動けることは動けるが、お正月の祝いの屠蘇で酔って大暴れしたり、ロボプーによって精製される燃料(芋焼酎と同等品)を使い続けて故障した事もある。
  • 劇中では、ガス欠で行動不能に陥る事も少なくない。自身の言では一日の消費量は10リットルで、燃料タンクもそれだけしか注入出来ないとのこと(大山新太郎に「100リットル飲んでもいいぞ」と言われた時もそう答えている)。
  • 必要に応じて、背中に内蔵された回転翼を展開しての飛行(但し当人は作動させる際「プロペラ・スイッチオン!」と言う)や、下半身に車輪を展開しての走行を行う(二期までは3輪、三期からは4輪)など、長距離移動に適した変形を行う。変形状態でも燃料を消費するため、ガス欠により、走行中に止まったり飛行中に墜落(しかも対物破壊)してしまった事がある。
ロボコンの馬力は、最後まで100馬力のままであった(例外を除く)。しかし、ガンツの命令で他の大勢のロボットが捕らえようとしている仲間をかばう時は、自分の倍以上の馬力を持つロボワルやロボガキをも力ずくで払いのけたりしている。
  • 知名度は低いが、「ロボコン100馬力パンチ」という技も有り、障害物を破壊したり怪人2面相などに正義の鉄拳を食らわせた。
構造上浮力が皆無に等しく、沈んでしまう。
  • そのため、水上・水中の行動は出来ないのだが、その性格ゆえ(困っている者を見逃せない点と、おっちょこちょいの為自分の弱点を忘れることがある)、溺れた人間を助けようとして自分が溺れる事もたびたびあった。
  • また、「オーバーヒートしてるから冷やせ」と言われた時には、うっかり川に飛び込んでそのまま沈んだ為、「万事休す」と思われ葬式が行われた事もあった。
  • 劇場版ではアークマンに海へ沈められるが、魚網に引き上げられて命拾いをしている。
発電機を内蔵しており、腕を回して発電することが出来るが、その分自身の動力(燃料)は消耗する。
手を小型の回転鋸に換装して、扉や壁などを切断することができる。
弱点
ゴキブリ。非常に苦手としており、その姿を見るとパニック状態に陥り、家屋など周囲を破壊して皆に迷惑をかけてしまう。本物や玩具だけでなく、黒くて小さな物体(ミニカーやブローチなど)を見ただけでも同様の事態に陥る。
睡眠中(おやすみ回路に切替中)は寝相が悪く、独特のいびきもかくため近所迷惑になる。
日本語の会話能力は十分なのだが、居候先の子供達を呼称する場合に限り、舌足らずなところがある(まことをマココ、みどりをどりちゃん、すすむをシシムと呼ぶ)[1]

人間[]

大山家
ロボコンは「お手伝いロボット」として売り込むが、それまでは断られ続け、まことを助けたために千件目の訪問先である大山家に就職することができた。しかしドジゆえに被害が多く、常に夫妻が「ロボコンを追い出す方法」を考えていた。ただ、成功してもロボコンを慕うまことが家出同然に探しに行ってしまう為、最終的には呼び戻していた。ロボコンのガソリン代が家計を圧迫したため後に美容院を開くが、第72話で北海道へ引っ越す事になり、そのためロボコンと別れる事になった。
家の屋外ロケは、東映からほど近い練馬区大泉学園町の民家で行い、家の手前に空き地(家のアップからカメラを引くことが出来た)、近所に公園があったことなどから撮影に都合がよかった。しかし作品が人気になると、子供達が家の周囲に集まったり主題歌を歌ったりして、迷惑をかけたことで苦労したとスタッフは語っている。
  • 大山新太郎:大野しげひさ - パパ。
  • 大山初江:加藤みどり - ママ。
  • 大山はじめ:山田芳一 - 第一子・長男。
  • 大山みどり:佐久間真由美 - 第二子・長女。
  • 大山まこと:福田信義 - 第三子・次男。当初は別の子役がキャストされていたが、クランクイン直後よりうまく演技が出来ず、撮影が頓挫したため、急遽福田が抜擢された。
小川家
第73話(1976年4月の三期)から登場した就職先。「弁償を果たすまで働け」と言われ、かなり酷使されている。よし子の趣味の合気道の相手にされて壊された上、メカに強い太郎に「いつでも修理してやるから安心してけいこ相手になれ」と言われて、ロボコン自ら「追い出してくれ」と頼むほどであった。意外にも太郎は太地の鯨取りの末裔。苗字のネーミングは大山の逆。
  • 小川太郎:住吉正博 - パパ。
  • 小川よし子:上田みゆき - ママ。なおママ役はどちらも声優の顔出し出演である。
  • 小川まゆみ:蝦名由紀子 - 第一子・長女。
  • 小川すすむ:飯田誠 - 第二子・長男。

兄弟が多いのは、子役の撮影時間をあまり使えないため、イントロとラストのみ家族フル出場で撮影し、本編中は兄弟の誰か一人をメインとして撮影する手法を使ったことによる。これによりそれぞれの子役のメインエピソードを毎月一人ずつで抑えられる。三人兄弟は『燃えろ!!ロボコン』のほか、『宇宙家族ロビンソン』でも使われている。

  • 野々山課長:小鹿番
  • 岡田先生:石津康彦
  • 山本先生:山本ゆか里
  • 町田巡査:由利徹
初回から最終回まで、ほぼ全話登場するおまわりさん。初期の頃はロボコンの活躍に感動して警視総監賞を送りたいと言っていた。ロボコンの良い所を知っている協力者であり、その行為のフォローをすることもあるが、ロボコンの破壊の被害に会うことも稀にあり、また言う事を聞かせるためのゴキブリの玩具を所有(それは、はじめ等も行っている)している。もっともおぼれるロボコンを助けようとしたり、またバスの暴走を止める為の協力をロボコンに要請した事もあり、何かにつけてロボコンを気にかけている。

ガンツ先生[]

ガンツ先生」も参照

  • 教師ロボット。声は野田圭一で、新作でもガンツを演ずる。
  • ロビンを除くロボット学校の生徒たちは、すべて彼が作ったとされている。しかし、彼自身は誰によって作られたのか、作中では一切語られることはなかった。
  • 各エピソードの終わりに、各ロボットはガンツ先生から、自分の行為について審査・採点を受ける。100点を取った生徒には、ハートマークを一つ与える。状況によってはマイナス点、あるいは「採点する価値がない」ということで得点なしの週もある。
    • ロボコンは採点で0点を取ることが多く、ガンツ先生が採点する際の独特の口調は、多くの視聴者がマネをした。
    • ロビンに100点を与えることが多いため、ロボコンから「ロビンちゃんに甘い」と言われるが、採点基準はロビンにも例外なく適用されており、「せっかくの善行なのに、誰にも言わなかったため騒動の元になった」という理由でロビンを0点にしたこともある。
    • 生徒達に「ロボタであれ」と語り、社会へ出すため、あえて厳しい採点を課している。採点基準は時には理不尽なものもあったが、多くの場合は生徒たちにも納得のできる理由が説明されていた。
    • 大きな功績をあげた者には、「ロボット大金賞」を授与して卒業と認め、社会へ送り出す。
  • ロボドロが(陰で)善行をしているのに、低い点を与えた事でロボコンに抗議をされたこともあるが「本当は良い所も分かっている」と語った。
  • ロビンが星に初めて帰る話になった際には、ロビンの舞をモニターで把握していた。
  • 生徒達の行動はロボット学校のレーダーで把握しているが、レーダーの能力(範囲)はあまり広くなく、ロボピョンとロボパーが浜松へ行った時には、レーダーから消えてしまった。
  • ロボコンの執念深さに折れて、怪力を発揮しつつ飛行したこともある。

一期生[]

各ロボットの名前は、それぞれの特性からネーミングされている。

ロビン
本作品のヒロイン。ロボコン達からは「ロビンちゃん」と呼ばれている。
演者の島田歌穂が顔出しで演じている、唯一の生徒。他のロボットが大柄であるのに対し、かなり華奢である。島田は当時11-14歳であった。
少女型のバレリーナロボットと思われていたが、途中でバレリーナ星のお姫様である事が判明した。これは番組が予想以上にロングラン化し、当時演者が成長期に差し掛かっていたこともあり、ロボットという設定を押し通すことが不可能になってきたからだという説がある。バレリーナ星人なのだが劇中で「宇宙ロボット」と紹介された事があり、広義の意味で「人間(地球人)より、ロボットに近い存在」である事が伺える。
2年前にガンツの元に預けられ、バレエの修行をしていた。2年かけてもロボコンの様に人間と深い絆で結ばれる事が出来なかった事を悟り、最初に迎えが来た時には帰らなかった。
序盤においてはロボガリと行動を共にする事が多く、他人の事に想像が及ばない点も見られた(公園で空中浮揚しながら踊るなど)。素性が明らかになった頃から徐々にロボコンと仲良くなり、他人を気遣う優しい少女へ成長した。
中盤以降はロボコンの良き相談相手としてアドバイスをすることも多く、ガンツからは「ロボコンのお目付け役」として旅行への同行を許可したり、逆に「ロビンに頼り過ぎだからロボコン一人で行け」と言われたりもしている。
空中を浮揚する以外にも、ロボドロよりも高い跳躍力を持っている。音速で疾走することもできるが、その身体能力ゆえ、ロボット大運動会には参加しなかった。
ロボコンの為に再三の帰還要請を断っていた。劇中でロボコンの事を「好き」だと公言し、最終話では汚れる事を厭わず、ロボコンを手伝って大岩を押したりもした。
  • 物語前半では大人は宇宙人の存在を信じず、彼らからは「普通のロボット」だと思われていたが、中盤以降は宇宙人と呼ばれるようになった(南紀勝浦ロケ編では、ロボコンがホテルの支配人に「宇宙ロボット」として紹介したが、その後のシーンではその支配人から「ロビンは宇宙人だから…」と言われている)。
  • ロビンの家は撮影用のセットではなく、一般の民家をそのまま使用している。
  • 島田は当作でタレントデビューしたことで脚光を浴び、その後歌手・舞台女優として幅広く活躍している。
  • 日本テレビ系『今夜は最高!』でタモリと共に本番組のパロディーコントに出演、そこでもロビンちゃんを演じていた。
  • 島田より「ROBIN’99」というタイトルのCDアルバムが1998年に発売された。パッケージ写真にはオリジナルとは異なるものの、ロビンの衣装が使用されている。
ロボガリ(声=千々松幸子
勉強ロボット(ロボット+ガリ勉)。
勝つ為には手段も選ばないなど、利己的な面がある。
  • この事をガンツ先生に咎められ、せっかく集めたハートマークを没収されたことがある。
その反面、悩みを抱えたりする描写も少なくない。
  • 病気の野良犬を拾った時、自分のコンピューターの計算結果で作った薬が効かずあきらめたのを、ロボコンが看病して回復させたことにショックを受け、死のうと考えて発破の現場に駆け込んだ。
  • 特定の条件で頭脳が故障するようになった時は、赤い布を被って人間や他のロボットを襲った事がある。
ロボットなのに眼鏡をかけているのは、勉強のし過ぎで、視力がとても悪くなったため。
卒業後NASAに就職したが、研究中の事故でバラバラになってしまった事でロボット学校へ送り返され、その後自力で研究を始めた。
ロボパー(声=矢田耕司
バラバラロボット。
常に壊れていて、ショックを受けると「ショックのパー」の決め台詞で体がバラバラになってしまい、再び元に戻る。
基本的に何もしない為、ロボコンの0点を笑った時はガンツからマイナスを採点されたことがある。
ロボコンが何か大きな失敗をした時や0点だった時にもバラバラになることが多く、ロボコンの目の前でやった時には「おせっかい」と叱られたこともある。
本当は器用な一面もあるが、自分は何も出来ないと思っている為、何かやって成功しても「上手く出来るなんて」とショックを受けてバラバラになって、台無しにしてしまった。
体がバラバラになる際、当初は頭と腕が外れるのみだったが、その後それに加え胴体も真っ二つになるようになった、玩具では胴体が真っ二つになるパターンが再現できる。
頭が弱く、ロボコンが大山初江を「ママさん」と呼んでいることから母親が欲しくなってノイローゼ(電流が正常に行き渡らなくなり、ショックもないのに分解/結合を繰り返す)になり、治療の為大山家に一時的にいた事がある(但し、のちにロボコンも理由こそ異なるが、母親を欲しがり探し回ったことがある)。
分解/結合は自分の意思でも出来るので、それを子供たちの見世物にしたこともある。
ロボットなのに、なぜかミルクを飲む。
そのバラバラ癖を遊園地の園長に見込まれ、遊園地に就職することになった。
ロボワル(声=永井一郎北川米彦
不良ロボット。
怪力でさばかりしているが、根っからの悪ではない200馬力のロボット。
  • ロボトンが造った家の骨組を、一撃で破壊した事があり、その際、大工の棟梁に詫び、以後ロボトンと共に大工修行をした。
卒業後は、弟のロボガキとともに南米開拓の為ブラジルへ渡った。
更にその後、大成したと言って弟とともに帰国するが、実は仕事が嫌になって逃亡し密航、代わりにロボコンとロボリキを送り込もうとしていたことが判明、弟ともどもロボコンに叱られて反省し再びブラジルへ渡った。
ロボドロ(声=緒方賢一
本来は防犯ロボットなのだが、手癖が悪く、「棒ロボット」と呼ばれる事の方が多い。その行動ゆえに、町田巡査とは運動会ではペアを組むほど深いつながりである。
顔(口)は「ガマ口(財布)」型になっている。
ロボイヌを過剰に恐れる。
偽のハートマークを売って、身寄りのない老人の世話をしていた時期もあった。
時速300kmで疾走し、下の目はスライド投射、口からは煙幕を出したり、逆に火災の煙を吸う事も出来、蛙の様に壁面や天井を逆さに這う事も可能と、見た目以上に多彩な性能を誇る。
その特性を活かし、ロビンからロボコンへの伝言を伝えるべく大山家に忍び込んだこともある。
最終的に、泥棒の経験を生かした「防犯の啓蒙」を生業にする(防犯ロボット本来の役割)。
ロボトン(声=緒方賢一、キートン山田加藤治
大工ロボット。
大工の棟梁の下で大工修行をしている。生真面目な性格。
  • ロボコンが何かを壊すと、大抵彼が修理するが、それが縁でみどりに一目惚れしてしまう。しかし、みどりも喜んだ為ロボコンは二人一緒にいる時間を作るべく気を回すが、その性格ゆえかロボコンの気遣いには気付かなかった。
腕の工具はアタッチメントで胸に収めた工具と換装できるが、あまり付け替えたシーンは見られない。顔面のトンカチを主に使っている。

二期生[]

ロボペチャ(声=沢田和子
看護婦ロボット。ロボコンに惚れているが、お世辞にも美人とは言えない外見。
右腕が巨大な注射器になっていて、「おチュウ」と称して巨大注射をする恐ろしい癖があり、ロボコンは度々被害に遭っている。自分を怒らせた相手にはロボット・生物問わずに打つ。
注射器は常に気つけ薬で満たされており、健康な者は(針で刺されて)痛いだけだが元気のない者は回復する(但し効き過ぎて暴走することもあった)。またロボコンには逃げられないよう弱らせる薬を打ったこともある。獣医がサジを投げた犬に打った時には犬はたちまち元気になった為、獣医に慕われて困惑したこともある(卒業後、その獣医に瓜二つの医師のもとで看護婦長をしていたこともある)。
体重は300kgで他のロボットよりかなり重く、注射を食らった他のロボットからその点を利用した仕返しを受けたことがある。
彼女が登場する時は常にロボコンに迫っており、その態度はロビンも顔をしかめるほど。嫌がるロボコンに無理やりついてくる為、かなりの頻度でロボコンと共に事件に巻き込まれる。
ロボコンが怯えたゴキブリを、食べて始末した事もあるが、そのためにゴキブリよりも怖がられるようになってしまう。
殆どトラブルメーカーだが、前述の通り動けなくなった者を注射で回復させ助けたり、ガス欠のロボコンに注射器でガソリンを補充したり、注射針を数メートル伸ばして溺れる者を助けたりした事もある。
何故か黒メガネ(サングラス)が苦手。
ロボクイ(声=はせさん治
コックロボット。ボディは卵型(黄色)。
体内で料理(食い物)を合成する。目玉焼きが得意。野外で目玉焼きを作って振舞ってくれる事もある。
石油から合成した食品を使った未来メニューと称して、普通の料理をケータリングした挙句、仕入先の代金はお客さんのツケにするという詐欺まがいの商売を行った事がある。その際、主婦相手にゴルフのレクチャーなども行なっていた。
本作に登場するロボットは元々のデザインより若干アレンジされており、ロボクイよりもむしろ『燃えろ!!ロボコン』に登場したロボモグの方が、ロボクイの元々のデザインに忠実である。
ロボプー(声=永井一郎)
焼きいも売りロボット。頭部はヤカン状の形態。
プーとオナラをしそうになると、お尻から風船が膨らんできて割れる。オナラは体内でアルコールを蒸留した際に生じたガス(余剰エネルギー)である。
エタノールエンジンを装備しており、また体内にイモを蒸留してアルコールを作る機能が有り、オナラを我慢すると風船が割れずに頭部にアルコール(芋焼酎とほぼ同じもの)が溜まり、それを燃料にして動く事が出来る(一種のバイオエタノール)。
他のロボットもそれを燃料にすることは出来るが、常用は禁物のようである(大山家からガソリンの供給をストップされたロボコンが続けて使用した時には、内部のメカがカビに侵され、ロボコン自身も怠け者のようになってしまった)。
芋以外にも、必要な材料さえ投入すればウイスキーを作ることも出来る。
焼き芋が季節外れとなる夏季には、金魚売りをしていた。
ロボピョン(声=沢田和子)
ウサギ型の洗濯ロボット。胴体に洗濯機が内蔵されている(コインランドリーにあるタイプのような外見)。
一人称は「僕」。ウサギなのでぴょんぴょんと跳ね、何となく人柄が良い。
その能力は、洗濯代は安価(Yシャツの場合一枚10円)で、速さ・仕上がりともに万全といえるものである。
但し、洗剤の量を増やしてスピードアップを実現した結果、洗濯物が傷んで着用中に壊れてしまったこともある。
卒業後は九州でクリーニング店を開店することになった。
ロボショー(声=はせさん治)
赤い防ロボット。やたらと水を撒くクセがあり、登場初期は煙を見ただけで火事だと思って駆けつけては放水し迷惑をかけることが多かった。
火災現場で活動した際にサービス回路が壊れ、「人間に対してのみイタズラせずにはいられない」と言って人に赤い水をかけて回るという行動に走った時には、解体を言い渡された(何とか直ったため、事無きを得た)。
夏の暑い時期には、普通に水撒きをして人々に喜ばれていた。
ロボガキ(声=加藤治)
一期生のロボワルの弟である、不良(ワルガキ)ロボット。兄に酷似した姿だが、ロボワルは白、ロボガキは黄色をそれぞれ基調にしたカラーリングとなっている。兄を上回る300馬力で兄も歯が立たないが、ロボペチャの注射は苦手。
中々職に就けなくて悩んでいたが、兄弟でブラジルへ渡った。
その後、仕事が嫌になって兄と一緒に帰国したが、ロボコンに叱られて反省し再びブラジルへ渡った。
ロボゲラ(声=加藤治)
僧侶ロボット。頭部が木魚になっており、手にはバチを持っている。
偉いお坊さんになることを目指している。
ゲラゲラ笑っているよりも、泣いている方が多い。
結婚式場など、ところかまわず「ナンマイダー」と念仏を唱えた為袋叩きにされ、コブだらけになった事も有る。
最終的に、高野山で修業に励むことになった。
ロボメカ(声=矢田耕司)
勉強ロボット。一期生であるロボガリの弟。
クリアーパーツに覆われているのでメカの露出が目立つ。当初はかなり偉そうにしており「後から作られた自分は優秀だ」と言っていたが、後にロボコンに助けられたりして、そういう面は見られなくなった。
卒業後は家電メーカーへ就職し開発に従事している模様。
ロボガリの弟という設定はあるものの、旧式である1期生達を見下している描写が多く、劇中でその設定がわかるシーンはない。
ロボイヌ(声=肝付兼太八代駿
途中から参加したため、2.5期生(転入生)扱い。型の探偵ロボット。しかし交番が分からず迷子になってしまった事もあった。
実際に探偵らしいこともするが、十手を持ち犯人を自分で捕らえるなど行動そのものは刑事に近く、町田巡査と一緒に行動することが多い。
法律に詳しく、犯罪などの現場ではその内容を法の条文で説明している。
合理的な性格で、ロビンに惚れてロボコンを敵視し、彼女の気を引く為にロボコンを陥れようとした事もあるが、やがて反省。最終的には犯人探しをするロボコン達が、自分を捕らえに来るよう手を回した。
また、合理的な性格故に勢いで物事を決めるロボコンに対して、カウンターを返す事が多く(偉くなったというロボコンを疑ったり、バレリーナ星へ行くというロボコンに甘さを指摘したり)最終話までその立場を崩す事はなかった。
鼻が開くと虫眼鏡が出る。
後にインターポールに就職し、怪人2面相を追って帰国した事もある。
劇場版でアークマンに操られた際には巨大ゴキブリの外装を着けられた状態で飛来し、ロボコンを襲撃した。
ロボカー(声=北川米彦)
同じく2.5期生(転入生)扱い。タクシーロボットで、唯一の車両(カー)型ロボット。
普段の態度はぶっきらぼうで素直でない一面もあるが、性格そのものは温厚である。
脚を負傷したみどりを送迎したのが縁でみどりに一目惚れしたが、傷が癒えた後は送迎を頼まれても断わった。
運送屋志望だが、タクシーゆえにその輸送力は高くない為、大きな荷物を運んでいる時は、特に上り坂で悪戦苦闘することがあった。
劇場版では、アークマンの基地がある勝浦まで、はじめ達を乗せてきた。
卒業後に、自らタクシー会社を興す。
ロボデキの作った太陽熱バッテリー(一ヶ月間無補給で稼動できる)を搭載していた事もある。

三期生[]

ロボリキ(声=増岡弘
ロボット。500馬力。口癖は「あのね」。
初登場した際には口がピンクではなく白になっていた(「撮影会のみのNG版」に傷を追加した状態)。
ロボワル・ロボガキ兄弟同様力自慢だが、彼らとは違い、好きこのんで人間や仲間に対して悪さをするような性格ではなく、(誤解だったが)むしろロボコンに対し「女の子をいじめちゃダメ」と注意するほどである。ただ短気な一面もある。
ガソリンの消費量は100リットルで、ロボコンの10倍である。
彼もロボチャンの悪戯の被害に遭っていたが、その後仲良しになって一緒にいる事が多くなり、終盤においては怪力を使ってロボチャンを肩に乗せていた。
デートするなどロボメロに気があるような素ぶりを見せたことがあるが、ロボメロから「ロボコンに次ぐ花婿候補」と言われた時は、遠慮していた。
ロボメロ(声=堀絢子
少女ロボット(一応)。メリー・ポピンズのように傘で空を飛ぶ能力があり、ロボデキに羨ましがられている。その傘は、うっかり川に落として流されても遠隔操作の要領で呼び戻すことが出来る。また、東京から北海道や和歌山まで飛行した事もあり、航続距離が非常に長い。
意外と力も強く、逆さになって動けないロボコンを空中から助けた時は、片手で足首をつかんでいるだけだった。
ロボペチャ同様ロボコンを慕っており、「ロボコン王子様」と呼んで追い回し、一人でメロメロな妄想に耽り、不気味な顔でロボコンに迫り、時折キスを強行する為、ゴキブリ並みに怖がられている。迷惑な乙女心の源は胸のハート型のメロメロ時計である。またロボコンが苦労しているのを哀れんだり感動したりすると目から涙を流すが、その量は半端ではなく、空中でやられるとその周囲だけ雨が降っているかのようになってしまう。
(ある事情により)ロボコンにいじめられた時は、「見直した」とまで言いながら喜んでいた。
どういうわけか、バンビ(子鹿)が苦手である。
ロボデキ(声=神谷明
勉強ロボット。頭部は万年筆、右手は鉛筆をモチーフにしている。
歴代の勉強ロボットで一番性格が温厚。出来の良い頭脳を持ち、ロボコンにかなり無理な事を頼まれても引き受ける事が多い。ロボペケの密航を手伝った際に、結果を考えていなかったと語っている。また右手の鉛筆で優れたクロッキー画を描く事も出来る。
太陽熱バッテリーを発明した功績でロボット大金賞をガンツに授与されたが、それを鼻にかけて尊大な態度になってロボガリを馬鹿にした為、没収された。
ロボチャンにショートさせられて、狂った事がある。
ロボチョイ(声=はせさん治)
工作ロボット。
下半身がクローラー。ロボトン同様、手先が器用。
その器用さで、大工仕事や機械工作など、どんな作業でもチョチョイチョイとこなしていく。
ただし、貨幣(硬貨)偽造で町田巡査に逮捕され、器用さが仇になった事もある。
ロボペケ(声=田の中勇
バラバラロボット。顔や胴体などにバッテン(ペケ)マークがある。
ショックを受けるなどすると、腹部の蓋が外れ中のガラクタがこぼれ落ちてくる。このガラクタは部品の一部である為、一つでも欠けるとまっすぐ歩けなくなってしまう。
小川太郎に修理してもらったこともあったが、結局直らなかった。
一期生のロボパーの後継キャラクターと言えるが、ロボパーと比べると影が薄い。また、ロボパー同様失敗も多いが、料理の盛り付けやホテルの宣伝をそつなくこなしていた場面もあり、ロボパーよりも器用にみえなくもない。また、長い両腕だが、右手のみ奉仕活動の際には通常の手に変化する。
ロボピン(声=永井一郎)
占いロボット。頭部の筮竹と胴体のパチンコで玉をピンと弾いて運勢を占う。髭が生えておりロボットの中ではやや老けた印象である(これは声優の永井が最年長であったことへのネタ)。
他人への思いやりに欠ける面があるが、基本的に悪意はない。また、自分の占いは外れた事がないと公言しているが、ロボコンの執念に気おされて、明らかに間違った占いの結果を出した事もある。
扇子を愛用している。
撮影会においてNG版(細部が若干異なる)が確認できる。ロボリキとは違い、こちらのバージョンはテレビには出ていない。
  • 石森プロの公式サイトによると、ロボカー、ロボイヌと共に2期生であるという事になっている。しかし、ロボピンの出番は3期生が登場する以前にはなく、ロボカー、ロボイヌのように転入生という訳でもない。
ロボチャン(声=杉山佳寿子
途中から参加したため3.5期生(珍入生)扱い。赤ちゃんロボットでロボコン同様、小川家で居候をしている。
勝手にロボットランドからやって来たのだが、ガンツ先生の計らいでロボット学校に入学した。
ロビンちゃんには素直であるが、明らかに度を越えた悪戯をする事も少なくなく、ロボコンを苛める為のゴキブリの玩具を常に携帯しているが、ロボコンに反撃されると「ロボコンがいじめたー」と泣いてロボコンを陥れようとする。ガンツに注意されたり0点にされたりしても、懲りることはなかった。
本作に登場したロボットの中で最後に登場したため、唯一『超合金』が発売されていない。

スタッフ[]

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主題歌[]

  • OP1『がんばれロボコン』作詞:石ノ森章太郎/作・編曲:菊池俊輔 歌:水木一郎山上万智子コロムビアゆりかご会
  • ED1『おいらロボット世界一』作詞:八手三郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、コロムビアゆりかご会
    • EDのクレジットは『ロボコン・ロボット世界一』である。
    • 上杉鷹山の作と伝えられる「為せば成る 成さねばならぬ 何事も」の歌が歌詞に織り込まれている。
    • シングルレコードは、12万枚を売り上げた[2]
  • OP2『おいらロボコンロボットだい!』作詞:石ノ森章太郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、山上万智子/セリフ:山本圭子
    • 後年、『三枝の爆笑夫婦』(日本テレビ系)のOPテーマに使われた。
  • ED2『ロボコンガッツラコン』作詞:八手三郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、山上万智子
  • 夏限定のED『ロボコン音頭』作詞:八手三郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、山上万智子、コロムビアゆりかご会
  • 秋限定のED『走れ!!ロボコン運動会』作詞:石ノ森章太郎/作・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、山上万智子、コロムビアゆりかご会

放映リスト[]

ANNのネットワーク加盟局変更(1975年4月に、大阪地区のネット局の腸捻転解消)で、毎日放送→朝日放送に変更された。1977年4月1日にNETテレビのテレビ朝日への放送局名変更()があり、その諸事情も絡んで、1977年3月の放送で打ち切りとなった。再放送や特番休止を含むため、全118話(放送回数は124回)。シリーズでない単体の特撮作品としては、2年半の放映期間は最長である。

最高視聴率は29.2%(第66話、ビデオリサーチ・関東地区調べ)であり、これはテレビ朝日で放送された特撮番組としては『仮面ライダー』に次いで歴代2位の記録である[3]。スタッフの間では「視聴率30%まで行ったら、海外旅行だ!」と騒いでいたが、ギリギリ到達しなかった。

放送日 話数 サブタイトル 脚本 監督
1974年10月4日 1 おいらロボット ロボコンだい 上原正三 奥中惇夫
1974年10月11日 2 おいらダンプより強かった!!
1974年10月18日 3 ギャーオ! おいらつぶされる!! 畠山豊彦
1974年10月25日 4 ギャギャ! すごい女が来たぞ!! 藤川桂介
1974年11月1日 5 ムンギャ! 泥棒だ!!
1974年11月8日 6 ウンギラ! おいら悪魔なの!? 上原正三 北村秀敏
1974年11月15日 7 フンジャラ! スターになるぞ!! 藤川桂介
1974年11月22日 8 パラハラ! 男涙で家出する 上原正三 奥中惇夫
1974年11月29日 9 ビャーッ! 青い鳥を探せ!! 藤川桂介
1974年12月6日 10 ハッピピ! ママさんの誕生日 島田真之 畠山豊彦
1974年12月13日 11 ドンギャラ! すきすき大作戦 藤川桂介
1974年12月20日 12 ギャンギャラ! つらいぜロボット柔道 島田真之 北村秀敏
1974年12月27日 13 ヘモギョギョ! ロボットなんて大嫌い 上原正三
1975年1月3日 14 ガッツラコ! 天まであがれロボ根性 畠山豊彦
1975年1月10日 15 ギャホー! ニセハートマークだ!! 藤川桂介
1975年1月17日 16 ギンギラリ! ロビンは星のお姫さま 上原正三 奥中惇夫
1975年1月24日 17 ドカバンバン! おいら名選手だぞ!! 藤川桂介
1975年1月31日 18 ウララッタ! ロボコンが死んじゃうよ 上原正三 北村秀敏
1975年2月7日 19 ラブリンコン! ロボコンおしっこ大成功!! 島田真之
1975年2月14日 20 ポカパッパ! 斬られ役はつらい 上原正三 畠山豊彦
1975年2月21日 21 ムンギャ! おいら修行に出るぞ!! 藤川桂介
1975年2月28日 22 プンギャトット! ロボット大反乱 上原正三 奥中惇夫
1975年3月7日 23 ムカポッポ! おいらの煙は良い薬 藤川桂介
1975年3月14日 24 ドサガバン! 親切運動だぞ!! 上原正三 北村秀敏
1975年3月21日 25 ペコペコリン!! 節約タイプは高くつく
1975年3月28日 26 ウンジャラ! 新入りロボット全員集合 藤川桂介 畠山豊彦
1975年4月4日 27 ドカパッパ! 新入生に負けるな!! 上原正三
1975年4月11日 28 メチャラクチャ! 困ったまいった新入パワー 島田真之 奥中惇夫
1975年4月18日 29 ドンジャブリ! 裸で話せばケンカもなおる
1975年4月25日 30 ギックラヒョ! ジャングル農園だ!! 藤川桂介 北村秀敏
1975年5月2日 31 プンゲララ! 笑わせるのも命がけ 上原正三
1975年5月9日 32 ハレプペポ! ロボプーガス珍騒動 畠山豊彦
1975年5月16日 33 ノロノタリ! ロボショーバラバラ大賛成 島田真之
1975年5月23日 34 モヤモヤーン! 好き好き物語 藤川桂介 北村秀敏
1975年5月30日 35 エホホン我輩は天才である
1975年6月6日 36 コマリショー旅ゆけばお金なくなり 上原正三 畠山豊彦
1975年6月13日 37 コロンボン! 刑事ロボコン大追跡
1975年6月20日 38 キントット! おいら魚屋になるぞォ 島田真之 北村秀敏
1975年6月27日 39 ムギョギョ! 食いねェ21世紀メニュー 上原正三 奥中惇夫
1975年7月4日 40 キラパッパ!! 七夕に消えたロビンちゃん 藤川桂介
1975年7月11日 41 ピョロロンパッ! 喧嘩の仕方おしえます 上原正三 北村秀敏
1975年7月18日 42 ヒチャカメチャ! おチュウ騒動記
1975年7月25日 43 ピープカドン!! ロボコン音頭で大歓迎 畠山豊彦
1975年8月8日 44 ビックラリン! 真夏に寒い物語 島田真之
1975年8月15日 45 ドロロンパ!! ロボコンお化け大騒動 上原正三 奥中惇夫
1975年8月22日 46 ナムリコン、お百度まいり1万回 藤川桂介
1975年8月29日 47 パッパカパン! まこと危機いっぱつ 上原正三 北村秀敏
1975年9月5日 48 バラバラリン、映画はおいらに任せとけ 島田真之
1975年9月19日 49 ブルリコン!! パリまで飛ぶぞロボ根性 畠山豊彦
1975年9月26日 50 ピョンコシャン大山家は大ピンチ 上原正三
1975年10月3日 51 サラバラリ! 家なきロボコンどこへ行く 奥中惇夫
1975年10月10日 52 チンドギャホイ! ロボコン宣伝大当り
1975年10月17日 53 ボロロンジャン! ロボカータクシー日本一 藤川桂介 北村秀敏
1975年10月24日 54 キタリコン! ロボコン北海道へ行く! 島田真之
1975年10月31日 55 フギョモゲラ! D51は空を飛ぶ 上原正三 畠山豊彦
1975年11月7日 56 キリカッカ!! おいらばかりがなぜ悪い
1975年11月14日 57 ワンサカワン! ロボット学芸会に大集合!! 藤川桂介
1975年11月21日 58 ガッツラヒョイ! びっちらロボット運動会 島田真之
1975年11月28日 59 ジャジャジャン! 泣いてくれるなお母さん 上原正三 北村秀敏
1975年12月5日 60 ドハラハラ! ドロボー身代わり大騒動
1975年12月19日 61 アリャサノサ!! サンタが現れた!! 藤川桂介 畠山豊彦
1975年12月26日 62 セカリゴーン!! いそがし大騒動 上原正三
1976年1月2日 63 ハッスルリン!! 新年あけて大失敗 島田真之 伊賀山正光
1976年1月9日 64 ワンワンスキー! 謎の真犯人は誰だ!! 上原正三
1976年1月23日 65 ハラホロリン! 男ロボワル友情泣き 藤川桂介 北村秀敏
1976年1月30日 66 プンゲラシュン!! さよならまこと大山家 上原正三
1976年2月6日 67 ドガチャコン!! 俺ら探偵体当り! 藤川桂介 畠山豊彦
1976年2月13日 68 ユーホロロン! バレリーナ星行き特急便 上原正三
1976年2月20日 69 バリガシャン!! 兄弟ゲンカで大迷惑 島田真之 北村秀敏
1976年3月5日 70 クルマッター!! ロボカー根性を見習え! 上原正三
1976年3月19日 71 ショックラコン!! ロボパーもらった大金賞
1976年3月26日 72 グッドバイン!! 全員独立だ
1976年4月2日 73 ゲバリキュン!! どうかおいらを追い出して 畠山豊彦
1976年4月9日 74 メロメロリン!! 空からロボメロやってきた
1976年4月23日 75 パラリンコ!! ロボペケがんばる 押川国秋 伊賀山正光
1976年4月30日 76 ハラドキン!! 幼稚園バスがとまらない 藤川桂介
1976年5月7日 77 ピタリコン! ロボピン占い大当り?! 島田真之 北村秀敏
1976年5月14日 78 リキリキ! お金もうけは楽じゃない 安藤豊弘
1976年5月21日 79 バレリンリン! 星の王子と踊ろうよ 上原正三 畠山豊彦
1976年5月28日 80 ジンタッタ、恥をがまんのロボ根性 藤川桂介
1976年6月4日 81 ガッツラコン!! ちびっ子剣士シシム 安藤豊弘 北村秀敏
1976年6月18日 82 ヤッホッホー!! ロビンちゃんと旅行だい 押川国秋
1976年6月25日 83 ザブリンリン!! シシム鯨に負けるな 上原正三 畠山豊彦
1976年7月2日 84 ドンギラ!! 天才画家ロボコン
1976年7月9日 85 ザグバンバン!! 海賊キッドの宝もの
1976年7月16日 86 ドンバタギュウ!! 少しは強くなったか?! 藤川桂介
1976年7月30日 87 エンコラホ!! ママにはないよ夏休み 安藤豊弘
1976年8月6日 88 ヒエヒエリン!! 北海道へ行くぞ 押川国秋
1976年8月13日 89 ウラクララ!! 不思議なコロポックル 上原正三 北村秀敏
1976年8月20日 90 アラランラン! いいことはしたけれど?!
1976年8月27日 91 アセリンコ! 夏休みが終わっちゃう!! 三宅直子 畠山豊彦
1976年9月3日 92 バブバブバァ!! いたずらがいっぱい 安藤豊弘
1976年9月10日 93 ニコペロリン!! 困ったいたずら小僧 上原正三 北村秀敏
1976年9月17日 94 ギャギャッ!! へんてこな休日だ?! 押川国秋
1976年10月1日 95 キンキララ!! 流れ星をさがしたぞ!! 藤川桂介
1976年10月8日 96 シビレビリ! ロビンちゃんを守れ!! 三宅直子 畠山豊彦
1976年10月15日 97 ジロリタン!! 全員もらった90点 押川国秋
1976年10月22日 98 テクテクリン!!みんなで楽しいハイキング 安藤豊弘 北村秀敏
1976年10月29日 99 ブルブルリン!! 母をたずねた三丁目!! 藤川桂介
1976年11月5日 100 ギャクリラリン!!宇宙から来たベムラくん 上原正三 畠山豊彦
1976年11月12日 101 ブンチャカチャ!!もらってやるぜ文化勲章
1976年11月19日 102 ガッキンコ!! いたずらが大好き! 押川国秋 北村秀敏
1976年11月26日 103 フギャブチュウ!! 100点もらえたはずなのに!! 安藤豊弘
1976年12月3日 104 ガタコトリ!! 仲よし飛行機発進だ!! 藤川桂介 畠山豊彦
1976年12月10日 105 ドヒャリンコ! このガラクタをどうする?! 三宅直子
1976年12月17日 106 グラグラリ!! もうれつ避難訓練! 北村秀敏
1976年12月24日 107 ブラジルダイ!! 帰って来たガキワル兄弟 上原正三
1977年1月7日 108 ウンギャラリ! 大減点とはきびしーい!! 押川国秋 畠山豊彦
1977年1月14日 109 ゾゾゾロパッ!! ずらり揃った十八体 上原正三
1977年1月21日 110 フラフラリ!! ハートマークに最後の挑戦 藤川桂介 北村秀敏
1977年1月28日 111 ガックリコ!! あと1点がほしいよォ! 安藤豊弘 畠山豊彦
1977年2月4日 112 ヘトヘトリン!! 昔のくらしは楽じゃない! 三宅直子
1977年2月11日 113 ムカパッパ!! ロボット裁判だ!! 藤川桂介
1977年2月18日 114 ギックラコ!! 怪人二面相だ!! 伊賀山正光
1977年2月25日 115 ミスタリン!! 恐怖の通り魔事件 上原正三 畠山豊彦
1977年3月11日 116 めかめたりん!! 友情ゆきすぎで大失敗
1977年3月18日 117 ウギャピタリ! コング・ロボコン大暴れ!!
1977年3月25日 118 メデタリヤ! ロボコン村は花ざかり

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放映ネット局[]

  • NETテレビ北海道テレビ青森放送テレビ岩手ミヤギテレビ(~1975年9月)→東日本放送(1975年10月~)、秋田放送山形テレビ福島中央テレビ新潟放送山梨放送北日本放送北陸放送福井放送長野放送静岡放送名古屋テレビ毎日放送(~1975年3月・第26話まで)→朝日放送(1975年4月~・第27話以降、関西地区でのネット局が変更されたことについては前述)、日本海テレビジョン放送瀬戸内海放送(放映当時は香川県域局)、岡山放送(放映当時は岡山県域局)、広島ホームテレビ山口放送四国放送南海放送テレビ高知九州朝日放送長崎放送テレビ熊本大分放送宮崎放送南日本放送琉球放送

TV以外の作品展開[]

劇場版[]

いずれも東映まんがまつりの一編として4本上映された。オリジナルは『ロボコンの大冒険』だけで、他3本はテレビ版をそのまま二次上映。

『ロボコンの大冒険』
1976年3月20日公開。脚本:上原正三 監督:畠山豊彦
劇場版として千葉勝浦ロケが行われた。またロボコンの表情のアニメーションは本作では新撮されている。また、ロボガキの着ぐるみがこの映画登場の為に改修された模様。
ストーリー
ロビンちゃん(島田歌穂)の故郷であるバレリーナ星をのっとろうと宇宙海賊・キャプテンワルダーとその配下の「恐ろしい男」妖術師アークマン(天本英世)にロビンちゃんがさらわれてしまう。ロボコンの仲間たちはアークマンの妖術磁力線に操られて敵になってしまう。ロボコンは単身キャプテンワルダーからロビンちゃんを取り戻そうと奮戦する。
『がんばれ!!ロボコン』
1975年3月21日公開。第9話の再編集版。
これは2011年10月21日発売予定の「復刻!東映まんがまつり1974夏」に収録されている。
『がんばれ!!ロボコン ゆかいな仲間』
1975年7月26日公開。第30話の再編集版。
『がんばれ!!ロボコン ムギョギョ!!食いねェ』
1975年12月20日公開。第39話の再編集版。

特番[]

1976年度上半期に、土曜8時の連続ドラマが終了したためのつなぎとして、単発特番枠(特にゾーン題名設けず)を放送したことを受けて、ロボコンをメインパーソナリティーに起用した特番が都合3回放送された。
『戦え!僕らのヒーロー大集合』
1976年(昭和51年)5月15日放送。放送時間は20:00 - 20:55。『ジャイアントロボ』『人造人間キカイダー』『キカイダー01』『イナズマン』『秘密戦隊ゴレンジャー』『アクマイザー3』『ザ・カゲスター』そして本作品から選りすぐりの映像をチョイスした特番。ロボコンが司会を務めた。1985年に『メモリアル東映ヒーロースペシャル』のタイトルで、VHSビデオ化されている。
その他(ビデオ・DVD化はなされず)
  • 「チビッ子祭り!!正義の総出演」(7月31日 この時の共演 ゴレンジャー、カゲスター、ビビューンコン・バトラーV 趣旨としては前述の「戦え!僕らのヒーロー」と同じようにそれぞれの作品の傑作選が主)
  • 「テレビ人気者大集合!!」(9月25日 この時の共演 ゴレンジャー、キョーダインささきいさお大杉久美子 こちらは主題歌の歌手が出演していることからもわかるとおり、スタジオアトラクションが主だった)

映像ソフト化[]

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は第30話までを収録した全10巻と、傑作選の1巻が東映ビデオより発売された。
  • 1998年10月21日1999年6月21日にかけてLDが東映ビデオより発売された。全4巻の各2枚組で各巻8話、第32話まで収録。
  • 2007年12月7日に発売された「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」に劇場版の4作が収録されている。
  • 2008年7月21日発売の「石ノ森章太郎 生誕70周年 DVD-BOX」に第1話が収録されている。
  • 2009年10月21日から2010年6月21日にかけて一ヶ月おきに「がんばれロボコン DVD‐COLLECTION」全5巻が発売され、初の全話ソフト化となった。1巻が25話、2巻が24話、それ以降は23話収録。

コミック版[]

石ノ森章太郎版
幼稚園版。1974年10月号~1977年4月号。
  • カラー連載(毎回4ページほど)。
週刊少年サンデー版。1974年34号、42号~1975年16号。
  • ロボコンの思考パターンが「目的を重視するあまり、手段を選ばない(過程を考慮しない)」というものになっており、TV版より暴走しやすい。
    • 例 『ひみつ戦隊ゴレンジャーごっこ』より。ゴレンジャー加入を断られた際(「ロクレンジャー」になる、という理由)、「一人、欠員が出れば良い」と考え、モモレンジャーにセクハラを働いている。
  • 作品そのものも、全ての登場キャラが利己的で、激しいお色気ギャグ漫画であった。
    • ギャグ漫画ということもあり、全体的にかなりラフなタッチで描かれていたが、当時の少年誌では半ば「お約束」であった女性のヌードシーンが本作にもあり、その役目を大山家のお姉ちゃんが担当していた。通常のコマでは4頭身で雑に描かれていた彼女は、ヌードシーンの際には8頭身でかなり良いプロポーションで描かれていた。(当然テレビ版ではこのようなシーンは皆無。)
  • 作者自らによるヒーロー作品のセルフパロディ的にヒーローの様なロボメカが登場、ロビンを独占する。ロボメカはデザイン及び設定を大幅に変えて、テレビ版に登場する(リメイク版にてようやく、当初のロボメカのデザインが「ロボイド」として日の目を見いる)。
ひみつ戦隊ゴレンジャーごっこ』(週刊少年サンデー連載)
  • 石ノ森章太郎の手がけたコミック版『秘密戦隊ゴレンジャー』は、途中でタイトルを『秘密戦隊ゴレンジャーごっこ』に変更、急にお色気ギャグ漫画にシフトする。そのギャグ編では、第3回からなぜかロボコンがレギュラーとして登場しており、モモレンジャーなどにエッチなことをしていた。
  • 世界観というより、空気がコミック版ロボコンそのものであり、ロボコンやコミック版には一度も登場していないロボカーの登場から、同一の世界である事が伺える。
すがやみつる
テレビランドに連載。ロボコンと8ちゃん(『ロボット8ちゃん』(19811982年 フジテレビジョン放映・製作)の主役ロボット。『ロボコン』の後継作品ともいえる)が共演(コラボレーション)する企画が行われた。
山根あおおに
『8ばんライトロボコン』のタイトルでてれびくんに連載。ロボコンが野球チームの8番ライトを務めるギャグ漫画。主役のロボコンを除き、登場人物・内容ともにオリジナルである。
やまと虹一
小学四年生に連載。
山田ゴロ

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香港でのブーム[]

  • 1998年ごろから、香港を中心に『リバイバルブームが起こり、多くのグッズが発売され、VCDで全話ソフト化された。
  • その影響で日本にも女子高生を中心としたブームが起き、関連商品の発売がその後2年間に渡って発売され続けた。これをきっかけに『燃えろ!!ロボコン』が企画される要因になったといわれている。
  • 2003年には香港のコカコーラの景品になったロボワルのフィギュアに、ハーケンクロイツが付いているとユダヤ教の信者からの抗議があり、問題となった(後に海外でも報道され、フィギュアは全て回収された)[4]
  • 香港ブームの直前に、石ノ森がロボコンの新作の企画書を東映に出したが、当時の東映にリメイクの意思はなかったようである(詳しくはS.I.C.#概要・歴史参照)。日本コロムビアのサウンドトラック盤『がんばれロボコン』解説書のインタビューによると、石ノ森にとっては、「『仮面ライダー』と『キカイダー』の次がロボコンだと思っていた」というくらい、思い入れのある作品だったようである(実際には、『ロボット刑事』などを製作している)。

リメイク版など[]

燃えろ!!ロボコン
1999年1月31日 - 2000年1月23日に、テレビ朝日系で全51話が放送された。詳細はリンク先を参照。
燃えろ!!ロボコンVSがんばれ!!ロボコン
1999年に発売された特撮ビデオ映画。『がんばれ!!ロボコン』と『燃えろ!!ロボコン』の新旧ロボコンが共演した作品。詳細はリンク先を参照。
『燃えろ!!ロボコン』での主題歌と挿入歌の流用
本作の主題歌『がんばれ!! ロボコン』が出だしの部分だけ流れて、すぐ止められるシーンがあった。ロボコン(2代目)は、「なんで止めちゃうんだよ、いい歌なのに」と文句を言った。
盆踊りのシーンでは、本作の挿入歌である『ロボコン音頭』が使用された。但し、ロボコン(2代目)は単独での飛行は不可能で、また飛行可能になるアタッチメントともいうべきロボプルもこの時点では登場していなかったにも関わらず、「空を飛んで墜落する」という内容の一番がそのまま使用されていた。
もりもりぼっくん
不思議コメディーシリーズ第6弾。ロボコンのデザイン画稿を元に造型されたため、形が似ている。
『天然美少女メカ ロボ子ちゃん!』
清水栄一下口智裕作の漫画、週刊プレイボーイ掲載、『鉄のラインバレル』0巻に収録。就職のため人間とロボットの共存のためのモデルタウン足模伏町に転居してきた寺岡ノブオの元にやってきた、ロボットのロボ子との生活を描く。最終回には月に1回のデータ提出の際に後姿だけ登場していたガンツ先生と、ロボ子の兄としてロボコンも登場している。

関連項目[]

  • 山本ゆか里(デビューした当初『決定版・あなたをスターに!』の特番でロボコンが特別出演したことあり)
  • 巨泉のこんなモノいらない!?(ロボキョンというロボットが登場する)
  • S.I.C.
  • ロボこみやぎさわ景一が『週刊少年チャンピオン』で連載した漫画。主人公のロボ子は顔こそ美少女だが、手足など一部の外見、ドジな怪力ロボット、作品のタイトルロゴなど、『ロボコン』へのオマージュが入っている。石森プロの協力・著作権は特にクレジットされていない)

脚注[]

  1. なお原作版では自身の一人称も「僕」ならぬ「ボコ」と言っているが、こちらは声を担当した山本が違和感を持ったため「おいら」に変更されている。
  2. 池田憲章高橋信之『ウルトラマン対仮面ライダー―メガヒーロー 光と影の神話』文藝春秋、1993年、237頁。ISBN 4-16-347170-7
  3. 『開局50周年記念 もう一度みたい!伝説の超大ヒット名番組ベスト100』テレビ朝日、2009年2月8日放送。
  4. なお、日本においては第二次世界大戦中のドイツの戦闘機のプラモデルにさえも、ハーケンクロイツのマーキングは付いておらず(田の字型のマークを自分で修正して使うようにはしてある)、1999年以前に販売されたロボワル、ガキ兄弟のフィギュアの胸のマークも、ただの十字になっている。

参考文献[]

  • 『ロボコン100てん―がんばれロボコンおたのしみBOOK』徳間書店、1998年、ISBN 4197200498
  • サウンドトラック盤『がんばれロボコン』解説書 日本コロムビア、1992年、COCC-9684
  • 平山亨著『東映ヒーロー名人列伝』風塵社、1999年、ISBN 4938733633、138頁~148頁

外部リンク[]

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